一見複雑そうに見える組織課題も、課題と問題を切り分け、感情を保留することでスマートに解決することが可能です
さて、「感情の保留」というワードを初めて耳にする方は多いと思います。
マネジメントのプロである中尾氏が述べる 課題解決の重要ポイント「感情の保留」とは、一体何でしょうか?
『世界一シンプルな問題解決』では、課題と問題を分けるというスタートから現状をどう把握するのか、課題をどう深掘りするのか、そしてどう課題を解決するのか。
課題解決の全てをとてもシンプルに理解することができます。
本書の大きな柱は2つです。
1つ目は、問題は、解決しなくてよい。ーそれは、つまり問題と課題を分けるべきだということ。
2つ目は、課題は、どう解決すればいいのか。ーそれに対して4つのポイントに整理すること。
解決したい問題の中で、解決しなければゴールにたどり着かない問題こそが「課題」であり、その見極める力を持つことの重要性を本書では説いています。
本書で解説する問題解決メソッドは、著者が開催している経営者向けの「中尾塾」から生まれたものです。その中で、数々の経営者の課題解決における共通点が、わかりやすく概念化されている一方で、実際に具体的なケースをセットで紹介することで、よりわかりやすい内容となっています。