我々はまだ、豊田章男という傑人の真実を知りません。
豊田章男氏の人物像を想像したとき、何をイメージするでしょうか?
日本自動車産業界の重鎮である前に、本名を隠して「モリゾウ」としてカーレースに参加する程の大のクルマ好き。
我々が想像する以上にユーモアにあふれ、フランクである豊田章男氏の”一企業の社長”としての顔を、著者自らお話し頂きました。
豊田章男氏だからこそできた思い切った組織改革とは。
一ビジネスパーソンとして、彼の背中にあこがれを覚えました。
コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻…100年に1度の大変革期にある自動車産業の中で、日本を牽引する豊田章男氏はこの難局をどのように乗り越えたのでしょうか。
電機業界 企業経営論の第一人者である著者が記す、豊田章男氏の覚悟とはーー。
電気自動車に乗り遅れたといわれたトヨタ。何故、今、EV参入を宣言したのか、水素自動車の未来とは。
自動車産業界重鎮としての深謀の他、大の「クルマ好き」である豊田章男氏の愛が成す革新に触れます。
【序章】 道――あえて困難を選ぶ
【第一章】 EV――なぜ、いまだったのか
【第二章】 「モリゾウ」――最終センサーの顔
【第三章】 革新――クルマを劇的に鍛える
【第四章】 ソフトウェア――ウーブン・シティを創る
【第五章】 水素――脱炭素に挑む
【終章】 時間――50年後の評価でいい
経営者や起業家だけではなく、一ビジネスパーソンが日々の業務に落とし込めるミッションやマインドもお伝えしています。