労働と社会の仕組み【ゼロからの「資本論」】

  • 00:00 ゼロからの「資本論」
  • 01:28 本書の全体構成
  • 02:26 そもそも「資本論」とは?
  • 04:43 「資本論」から見えてくる資本主義社会の問題点
  • 08:35 誰でもわかる!「資本論」の入門書

動画で紹介した書籍はコチラ

ゼロからの『資本論』

著者:

斎藤 幸平

発売日:2023/01/10
出版社:NHK出版
内容紹介

コミュニズムが不可能だなんて誰が言った?!
物質代謝の観点からていねいに解説するいちばん分かりやすいマルクス入門〜

漠然と、今の仕事や社会のあり方に生きづらさや虚無感を覚えたり、
気候変動や円安のニュースを前にして、未来に不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
コロナ禍は、現代社会の格差が深刻なレベルになっていること可視化しました。

百貨店で400万を超える高級腕時計がバンバン売れる一方、
コロナ禍で困窮した多くの人が炊き出しの列に並んでいます。
正社員でそれなりの収入がある人でも、生活に余裕はありません。
住宅ローンや子どもの塾代は家計を圧迫しています。
少しでも貯蓄に回すために、スマホを格安SIMに替えたり、ネット通販でポイントを貯めている人も多いはずです。

「だからこそマルクスだ」と言われると、半信半疑かもしれません。
資本主義の自由と豊かさを捨てるなて正気か?と思うかもしれません。

本書は「資本論」をまったく新しい視点で「ゼロから」読み直し、
マルクスの思想を21世紀に活かす道を、一緒に考え、
資本主義ではない別の社会を想像する力を取り戻すことができるでしょう。

本動画では、
そもそも資本論とは?」や
資本論を学ぶべき理由」をお話しいただきました。

さらに本書では、
資本とは運動である」など
資本論」をまったく新しい視点で「ゼロから」読み直すことができます。

おすすめの章をチラっとご紹介!
第2章 なぜ過労死はなくならないのか
第6章 コミュニズムが不可能だなんて誰が言った?

読者の反応をご紹介
● 経済学に興味がある方もない方も、今の日本がどんな事態かよくわかる
● 人類にとっての労働の意味を問い直すために、ぜひ読んでもらいたい

資本主義の一部を理解し、社会の流れを把握して自由を得るための第一歩を踏みだしましょう!

動画内容の紹介

お金をたくさん稼ぐために労働をして新しい商品を購入することが幸せだと思っている
一定の効果はあっても無限に行えば幸せになれるかといえば、そうではありません。
なぜならば、資本を増やすために人間が動かされていることになってしまうからです。
幸せはお金や商品ではないところにある、マルクスはこれを「使用価値の社会」と呼んでいます。

本動画では、「資本論を学ぶべき理由」や「自由が労働者を追い詰める」について詳しくお伺いしました。

今の仕事や社会に疑問を持っている、未来に不安を感じている方や経済学、社会学に興味がある方へ!
資本主義の一部を理解し、社会の流れを把握して自由を得るための第一歩を踏みだしてみませんか?

出演

特別講師
経済思想家
斎藤 幸平(さいとう・こうへい)
斎藤 幸平(さいとう・こうへい)

特集

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