人事担当者、チームリーダー、新任マネジャーで課題に直面している方 必見!!
ビジネス課題にも処方箋があり、主作用と副作用があることをご存知でしょうか?
効果、用法、容量を正しく知ることで、身近な課題を丁寧に解決していきましょう。
本書『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』では、
莫大な量の組織研究をベースに、44の課題について処方箋を提示してくれます。
インタビュー内容以外にも、採用や組織文化、労働環境の改善など、幅広いテーマをカバーしています。
著者伊達 洋駆氏は、組織・人事領域を中心とした調査・コンサルティング事業の株式会社ビジネスリサーチラボを
創業し、その経験から、実際相談を受けた課題から、ヒントを得て、
世の中にある「人と組織を巡るさまざまな課題」について研究しました。
本書では、人と組織の課題について、その原因と対策を「組織行動論」の研究知見から解説しています。
本書で語られる、上司と部下の関係性を高めるために重要な要素とはー。
また、本書のもう1つの特徴が、各対策の「望ましくない側面」にも言及し、対策が新たな課題を生み出す恐れがある点についても触れています。
そのような副作用的に生まれる新たな課題を知った上で、適切な場面と方法を考慮して対策を講じる必要があると語っています。
「上司と部下の関係をよりよいものにしたいが、どうすればよいかわからない」、「次世代リーダーを育成していきたいが、何から手をつけるべきか見当もつかない」のような悩みを抱えられている方や、
新任のマネジャーや人事担当者に是非おすすめしたい1冊です。